われこそは弥生人のそっくりさん!グランプリが決定 鳥取

鳥取市にある弥生時代の遺跡から見つかった骨をもとに復元された弥生人の顔に最も似ている人を決めるコンテストが28日、鳥取市で行われました。

このコンテストは、鳥取市にある弥生時代の遺跡、青谷上寺地遺跡で見つかった骨をもとに去年、鳥取県が復元した弥生人の顔について、SNSなどで「身近な人に似ている」といった反響が数多く寄せられたのを受けて、県が全国から「そっくりさん」を募集して開きました。
28日は、200人を超える応募の中からAIによる判定などで最終候補に選ばれた10人を鳥取市に招待してグランプリを決める審査が行われ、出場者たちは楽器を弾き語りしたり、復元された顔をまねて無表情で立ち尽くしたりと、思い思いの方法でアピールしました。
コンテストの様子はインターネットでも配信され、会場とオンラインでの投票の結果、大阪 柏原市の会社員、吉田昌弘さんがグランプリとなり、平井知事からトロフィーが手渡されました。

髪とひげを伸ばし減量も

吉田さんは弥生人に似せるために髪とひげを伸ばし、減量までしたということで「似ている人がたくさんいる中で選んでもらえてすごく光栄です。グランプリに選ばれたことを持ちネタとして営業の仕事にも生かしていきたいです」と話していました。